万葉集 第9巻 1762番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第9巻1762番歌はこちらにまとめました。

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第9巻 1762番歌

第9巻
歌番号1762番歌
作者柿本人麻呂(柿本人麻呂歌集)
題詞(詠鳴<鹿>一首[并短歌])反歌
原文明日之夕 不相有八方 足日木<乃> 山彦令動 呼立哭毛
訓読明日の宵逢はざらめやもあしひきの山彦響め呼びたて鳴くも
かなあすのよひ あはざらめやも あしひきの やまびことよめ よびたてなくも
英語(ローマ字)ASUNOYOHI AHAZARAMEYAMO ASHIHIKINO YAMABIKOTOYOME YOBITATENAKUMO
明日の宵も逢えない事がどうしてあろうか。それなのに雄鹿は鳴き声を響かせては雌鹿を誘っている。私の妻に逢えない悲しみを知らずに。
左注右件歌或云柿本朝臣人麻呂作
校異歌 [西] 謌 / 之 乃 [元][藍][類][紀] / 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌
用語雑歌、作者:柿本人麻呂、異伝、飛鳥、秋、動物