第9巻1714番歌はこちらにまとめました。
第9巻 1714番歌
| 巻 | 第9巻 |
| 歌番号 | 1714番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (幸芳野離宮時歌二首) |
| 原文 | 落多藝知 流水之 磐觸 与杼賣類与杼尓 月影所見 |
| 訓読 | 落ちたぎち流るる水の岩に触れ淀める淀に月の影見ゆ |
| かな | おちたぎち ながるるみづの いはにふれ よどめるよどに つきのかげみゆ |
| 英語(ローマ字) | OCHITAGICHI NAGARURUMIDUNO IHANIFURE YODOMERUYODONI TSUKINOKAGEMIYU |
| 訳 | 山上から激しく落ちたぎってくる滝水が岩に遮られ淀んでいるが、その淀みに月影が見える。 |
| 左注 | 右<二>首作者未詳 |
| 校異 | 三 二 [藍][矢] (楓) 三 |
| 用語 | 雑歌、吉野、離宮、行幸、叙景 |

