第9巻1708番歌はこちらにまとめました。
第9巻 1708番歌
巻 | 第9巻 |
歌番号 | 1708番歌 |
作者 | 柿本人麻呂(柿本人麻呂歌集) |
題詞 | 泉河邊作歌一首 |
原文 | 春草 馬咋山自 越来奈流 鴈使者 宿過奈利 |
訓読 | 春草を馬咋山ゆ越え来なる雁の使は宿り過ぐなり |
かな | はるくさを うまくひやまゆ こえくなる かりのつかひは やどりすぐなり |
英語(ローマ字) | HARUKUSAWO UMAKUHIYAMAYU KOEKUNARU KARINOTSUKAHIHA YADORISUGUNARI |
訳 | 咋山(くひやま)を越えてやってきた雁の使は故郷(家)からの伝言は持たず、私のいる宿を通り過ぎていってしまった。 |
左注 | (右柿本朝臣人麻呂之歌集所出) |
校異 | 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 |
用語 | 雑歌、作者:柿本人麻呂歌集、木津川、京都、羈旅、非略体、動物 |