第9巻1679番歌はこちらにまとめました。
第9巻 1679番歌
巻 | 第9巻 |
歌番号 | 1679番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (大寳元年辛丑冬十月太上天皇大行天皇幸紀伊國時歌十三首) |
原文 | 城國尓 不止将徃来 妻社 妻依来西尼 妻常言長柄 [一云 嬬賜尓毛 嬬云長<良>] |
訓読 | 紀の国にやまず通はむ妻の杜妻寄しこせに妻といひながら [一云 妻賜はにも妻といひながら] |
かな | きのくにに やまずかよはむ つまのもり つまよしこせに つまといひながら [つまたまはにも つまといひながら] |
英語(ローマ字) | KINOKUNINI YAMAZUKAYOHAMU TSUMANOMORI TSUMAYOSHIKOSENI TSUMATOIHINAGARA [TSUMATAMAHANIMO TSUMATOIHINAGARA] |
訳 | 紀の国の妻の杜に通い続けよう。妻という名の神社なのですから妻を寄せて下さるでしょう。 |
左注 | 右一首或云坂上忌寸人長作 |
校異 | 良 柄 [藍][壬][類][紀] |
用語 | 雑歌、持統天皇、文武天皇、行幸、羈旅、紀州、和歌山、地名、大宝1年10月、年紀 |