第9巻1672番歌はこちらにまとめました。
第9巻 1672番歌
| 巻 | 第9巻 |
| 歌番号 | 1672番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (大寳元年辛丑冬十月太上天皇大行天皇幸紀伊國時歌十三首) |
| 原文 | 黒牛方 塩干乃浦乎 紅 玉裾須蘇延 徃者誰妻 |
| 訓読 | 黒牛潟潮干の浦を紅の玉裳裾引き行くは誰が妻 |
| かな | くろうしがた しほひのうらを くれなゐの たまもすそびき ゆくはたがつま |
| 英語(ローマ字) | KUROUSHIGATA SHIHOHINOURAWO KURENAゐNO TAMAMOSUSOBIKI YUKUHATAGATSUMA |
| 訳 | 潮が干いた黒牛潟の浜を紅の美しい裳裾(もすそ)を引きずって歩いていくのは誰の妻だろう。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 雑歌、持統天皇、文武天皇、行幸、羈旅、紀州、和歌山、地名、恋情、大宝1年10月、年紀 |

