万葉集 第8巻 1508番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第8巻 1508番歌

第8巻
歌番号1508番歌
作者大伴家持
題詞(大伴家持<攀>橘花贈坂上大嬢歌一首[并短歌])反歌
原文望降 清月夜尓 吾妹兒尓 令覩常念之 屋前之橘
訓読望ぐたち清き月夜に我妹子に見せむと思ひしやどの橘
かなもちぐたち きよきつくよに わぎもこに みせむとおもひし やどのたちばな
英語(ローマ字)MOCHIGUTACHI KIYOKITSUKUYONI WAGIMOKONI MISEMUTOOMOHISHI YADONOTACHIBANA
見せたいあなたが見てからならいいが、もう今ホトトギスがやってきて鳴いている。橘の花を散らしている。残念。
左注
校異歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 / 覩 [類][紀][矢][京](塙) 視
用語夏相聞、作者:大伴家持、坂上大嬢、贈答、植物