万葉集 第8巻 1449番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第8巻 1449番歌

第8巻
歌番号1449番歌
作者田村大嬢
題詞大伴田村家<之>大嬢與妹坂上大嬢歌一首
原文茅花抜 淺茅之原乃 都保須美礼 今盛有 吾戀苦波
訓読茅花抜く浅茅が原のつほすみれ今盛りなり我が恋ふらくは
かなつばなぬく あさぢがはらの つほすみれ いまさかりなり あがこふらくは
英語(ローマ字)TSUBANANUKU ASADIGAHARANO TSUHOSUMIRE IMASAKARINARI AGAKOFURAKUHA
茅花を抜き取る浅茅が原にはつほすみれが真っ盛りに咲いています。そのように今私はしきりにあなたのことが思われてなりません。
左注
校異毛 之 [代匠記初稿本] / 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌
用語春相聞、作者:田村大嬢、坂上大嬢、贈答、恋情、植物