万葉集 第7巻 1276番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第7巻1276番歌はこちらにまとめました。

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第7巻 1276番歌

第7巻
歌番号1276番歌
作者柿本人麻呂(柿本人麻呂歌集)
題詞(旋頭歌)
原文池邊 小槻下 細竹苅嫌 其谷 <公>形見尓 監乍将偲
訓読池の辺の小槻の下の小竹な刈りそねそれをだに君が形見に見つつ偲はむ
かないけのへの をつきのしたの しのなかりそね それをだに きみがかたみに みつつしのはむ
英語(ローマ字)IKENOHENO WOTSUKINOSHITANO SHINONAKARISONE SOREWODANI KIMIGAKATAMINI MITSUTSUSHINOHAMU
池のほとりの槻(ケヤキ)の元に生えている細竹(しの)は刈り取らないで下さいな。私にはその細竹さえ形見としてあの方をしのぶよすがとしたいのですから。
左注(右廿三首柿本朝臣人麻呂之歌集出)
校異君 公 [元][古][紀][温]
用語雑歌、作者:柿本人麻呂歌集、旋頭歌、恋愛、非略体