万葉集 第6巻 1034番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第6巻 1034番歌

第6巻
歌番号1034番歌
作者大伴東人
題詞(十二年庚辰冬十月依<大>宰少貳藤原朝臣廣嗣謀反發軍 幸于伊勢國之時)美濃國多藝行宮大伴宿祢東人作歌一首
原文従古 人之言来流 老人之 <變>若云水曽 名尓負瀧之瀬
訓読いにしへゆ人の言ひ来る老人の変若つといふ水ぞ名に負ふ瀧の瀬
かないにしへゆ ひとのいひける おいひとの をつといふみづぞ なにおふたきのせ
英語(ローマ字)INISHIHEYU HITONOIHIKERU OIHITONO WOTSUTOIFUMIDUZO NANIOFUTAKINOSE
これが古来言い伝えてきた、老人が若返るという水なのだな、いかにもその名にふさわしい滝の流れよ。
左注
校異戀 變 [西(訂正左書)][元][類][紀]
用語雑歌、作者:大伴東人、岐阜、羈旅、土地讃美、天平12年10月、年紀、養老瀧、地名