万葉集 第6巻 1032番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第6巻1032番歌はこちらにまとめました。

スポンサーリンク

第6巻 1032番歌

第6巻
歌番号1032番歌
作者大伴家持
題詞(十二年庚辰冬十月依<大>宰少貳藤原朝臣廣嗣謀反發軍 幸于伊勢國之時)狭殘<行宮>大伴宿祢家持作歌二首
原文天皇之 行幸之随 吾妹子之 手枕不巻 月曽歴去家留
訓読大君の行幸のまにま我妹子が手枕まかず月ぞ経にける
かなおほきみの みゆきのまにま わぎもこが たまくらまかず つきぞへにける
英語(ローマ字)OHOKIMINO MIYUKINOMANIMA WAGIMOKOGA TAMAKURAMAKAZU TSUKIZOHENIKERU
大君の行幸につき従っている内にわが妻と共寝することなくいつのまにか月がかわってしまいました。
左注
校異<> 大宮 [西(右書)][元][類][紀] / 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌
用語雑歌、作者:大伴家持、行幸従駕、望郷、羈旅、三重、天平12年10月、年紀、地名