万葉集 第6巻 1024番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第6巻 1024番歌

第6巻
歌番号 1024番歌
作者 巨曽倍對馬
題詞 秋八月廿日宴右大臣橘家歌四首
原文 長門有 奥津借嶋 奥真經而 吾念君者 千歳尓母我毛
訓読 長門なる沖つ借島奥まへて我が思ふ君は千年にもがも
かな ながとなる おきつかりしま おくまへて あがもふきみは ちとせにもがも
英語(ローマ字) NAGATONARU OKITSUKARISHIMA OKUMAHETE AGAMOFUKIMIHA CHITOSENIMOGAMO
長門(ながと)の沖の遙か遠くの借島のように奥深くから思い慕っている右大臣様、いついつまでもご健勝であられますように。
左注 右一首長門守巨曽倍對馬朝臣
校異 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌
用語 雑歌、作者:巨曽倍對馬、橘諸兄、天平11年8月20日、年紀、主人讃美、宴席、山口、長門、長寿、地名

解説

題詞は「秋の8月20日(旧暦)、右大臣橘の家での宴の際の歌4首」という意味。天平11年(739年)。右大臣は橘諸兄

長門は今の山口県の北西あったという国のこと。「沖つ借島」は下関市の島のことという。「奥まへて」は「奥深くから」という意味。君は右大臣橘諸兄のこと。

左注は「作者は長門守、巨曽倍對馬朝臣」とある。「守」は四等官の階級の1つ。「朝臣」は八色の姓の1つ。

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