第6巻1029番歌はこちらにまとめました。
第6巻 1029番歌
巻 | 第6巻 |
歌番号 | 1029番歌 |
作者 | 大伴家持 |
題詞 | 十二年庚辰冬十月依<大>宰少貳藤原朝臣廣嗣謀反發軍 幸于伊勢國之時河口行宮内舎人大伴宿祢家持作歌一首 |
原文 | 河口之 野邊尓廬而 夜乃歴者 妹之手本師 所念鴨 |
訓読 | 河口の野辺に廬りて夜の経れば妹が手本し思ほゆるかも |
かな | かはぐちの のへにいほりて よのふれば いもがたもとし おもほゆるかも |
英語(ローマ字) | KAHAGUCHINO NOHENIIHORITE YONOFUREBA IMOGATAMOTOSHI OMOHOYURUKAMO |
訳 | 河口の野辺に仮寝して夜が更けてくると、彼女の手枕が思われてならない。 |
左注 | – |
校異 | 太 大 [紀][細][温] / 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 |
用語 | 雑歌、作者:大伴家持、羈旅、行幸従駕、聖武天皇、伊勢、三重、天平12年10月、年紀、望郷、三重県、地名 |