万葉集 第6巻 1002番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第6巻 1002番歌

第6巻
歌番号1002番歌
作者安倍豊継
題詞(春三月幸于難波宮之時歌六首)
原文馬之歩 押止駐余 住吉之 岸乃黄土 尓保比而将去
訓読馬の歩み抑へ留めよ住吉の岸の埴生ににほひて行かむ
かなうまのあゆみ おさへとどめよ すみのえの きしのはにふに にほひてゆかむ
英語(ローマ字)UMANOAYUMI OSAHETODOMEYO SUMINOENO KISHINOHANIFUNI NIHOHITEYUKAMU
馬の歩みを抑え、留めなさい。住吉の岸の美しい埴生に存分に染まっていこうではないか。
左注右一首安<倍>朝臣豊継作
校異部 倍 [元][細]
用語雑歌、作者:安倍豊継、行幸、羈旅、土地讃美、大阪、難波、天平6年3月、地名