第4巻776番歌はこちらにまとめました。
第4巻 776番歌
巻 | 第4巻 |
歌番号 | 776番歌 |
作者 | 紀小鹿(紀女郎) |
題詞 | 紀女郎報贈家持歌一首 |
原文 | 事出之者 誰言尓有鹿 小山田之 苗代水乃 中与杼尓四手 |
訓読 | 言出しは誰が言にあるか小山田の苗代水の中淀にして |
かな | ことでしは たがことにあるか をやまだの なはしろみづの なかよどにして |
英語(ローマ字) | KOTODESHIHA TAGAKOTONIARUKA WOYAMADANO NAHASHIROMIDUNO NAKAYODONISHITE |
訳 | 言い寄ったのはどこのどなたでしたかしら。小さな山の田の苗代水(なはしろみず)のようにとどこおらせているではありませんか。 |
左注 | – |
校異 | 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 |
用語 | 相聞、作者:紀女郎、大伴家持、贈答 |