第4巻727番歌はこちらにまとめました。
第4巻 727番歌
巻 | 第4巻 |
歌番号 | 727番歌 |
作者 | 大伴家持 |
題詞 | 大伴宿祢家持贈坂上家大嬢歌二首 [<離>絶數年復會相聞徃来] |
原文 | 萱草 吾下紐尓 著有跡 鬼乃志許草 事二思安利家理 |
訓読 | 忘れ草我が下紐に付けたれど醜の醜草言にしありけり |
かな | わすれくさ わがしたひもに つけたれど しこのしこくさ ことにしありけり |
英語(ローマ字) | WASUREKUSA WAGASHITAHIMONI TSUKETAREDO SHIKONOSHIKOKUSA KOTONISHIARIKERI |
訳 | 忘れ草を着物の紐につけたけれど役立たずの馬鹿草め、評判倒れだ。苦しみを忘れることが出来なかった。 |
左注 | – |
校異 | 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 / 雖 離 [桂][元][紀] / 復 [元][類] 後 |
用語 | 相聞、作者:大伴家持、坂上大嬢、植物 |