第4巻667番歌はこちらにまとめました。
第4巻 667番歌
巻 | 第4巻 |
歌番号 | 667番歌 |
作者 | 坂上郎女 |
題詞 | (大伴坂上郎女歌二首) |
原文 | 戀々而 相有物乎 月四有者 夜波隠良武 須臾羽蟻待 |
訓読 | 恋ひ恋ひて逢ひたるものを月しあれば夜は隠るらむしましはあり待て |
かな | こひこひて あひたるものを つきしあれば よはこもるらむ しましはありまて |
英語(ローマ字) | KOHIKOHITE AHITARUMONOWO TSUKISHIAREBA YOHAKOMORURAMU SHIMASHIHAARIMATE |
訳 | ずっと恋焦がれていて、やっとお逢いできたのですもの。夜明けまでまだ間があるではありませんか。今少し一緒にいて下さい。 |
左注 | 右大伴坂上郎女之母石川内命婦与安<陪>朝臣蟲満之母安曇外命婦同居姉妹 同氣之親焉 縁此郎女蟲満相見不踈相談既密 聊作戯歌以為問答也 |
校異 | 部 陪 [元][類] 部 [紀][温][矢] |
用語 | 相聞、作者:坂上郎女、引き留め |