第4巻601番歌はこちらにまとめました。
第4巻 601番歌
巻 | 第4巻 |
歌番号 | 601番歌 |
作者 | 笠郎女(笠女郎) |
題詞 | (笠女郎贈大伴宿祢家持歌廿四首) |
原文 | 従情毛 吾者不念寸 山河毛 隔莫國 如是戀常羽 |
訓読 | 心ゆも我は思はずき山川も隔たらなくにかく恋ひむとは |
かな | こころゆも わはおもはずき やまかはも へだたらなくに かくこひむとは |
英語(ローマ字) | KOKOROYUMO WAHAOMOHAZUKI YAMAKAHAMO HEDATARANAKUNI KAKUKOHIMUTOHA |
訳 | こんなに恋に苦しむとは心底思ってもみませんでした。間が山や川で隔てられているわけではないのに、こんんなに恋い焦がれることになるとは。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 相聞、作者:笠女郎、大伴家持、恋情、贈答 |