第4巻598番歌はこちらにまとめました。
第4巻 598番歌
巻 | 第4巻 |
歌番号 | 598番歌 |
作者 | 笠郎女(笠女郎) |
題詞 | (笠女郎贈大伴宿祢家持歌廿四首) |
原文 | 戀尓毛曽 人者死為 水<無>瀬河 下従吾痩 月日異 |
訓読 | 恋にもぞ人は死にする水無瀬川下ゆ我れ痩す月に日に異に |
かな | こひにもぞ ひとはしにする みなせがは したゆわれやす つきにひにけに |
英語(ローマ字) | KOHINIMOZO HITOHASHINISURU MINASEGAHA SHITAYUWAREYASU TSUKINIHINIKENI |
訳 | 恋の苦しみで人は死ぬことがあります。川底に水のない水無瀬川のように、人知れずひそかに私は月ごと日ごとにやせ細るばかりです。 |
左注 | – |
校異 | <> 無 [桂][元][紀] |
用語 | 相聞、作者:笠女郎、大伴家持、恋病、恋情、贈答 |