第4巻592番歌はこちらにまとめました。
第4巻 592番歌
巻 | 第4巻 |
歌番号 | 592番歌 |
作者 | 笠郎女(笠女郎) |
題詞 | (笠女郎贈大伴宿祢家持歌廿四首) |
原文 | 闇夜尓 鳴奈流鶴之 外耳 聞乍可将有 相跡羽奈之尓 |
訓読 | 闇の夜に鳴くなる鶴の外のみに聞きつつかあらむ逢ふとはなしに |
かな | やみのよに なくなるたづの よそのみに ききつつかあらむ あふとはなしに |
英語(ローマ字) | YAMINOYONI NAKUNARUTADUNO YOSONOMINI KIKITSUTSUKAARAMU AFUTOHANASHINI |
訳 | 鳴き声だけで姿の見えぬ闇夜の鶴のように、まるでよそ事の世界のこととして月日が過ぎていきます。お逢いすることもなく。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 相聞、作者:笠女郎、大伴家持、恨み、贈答、動物、序詞 |