万葉集 第4巻 586番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第4巻586番歌はこちらにまとめました。

スポンサーリンク

第4巻 586番歌

第4巻
歌番号586番歌
作者坂上郎女
題詞大伴宿祢稲公贈田村大嬢歌一首 [大伴<宿>奈麻呂卿<之>女也]
原文不相見者 不戀有益乎 妹乎見而 本名如此耳 戀者奈何将為
訓読相見ずは恋ひずあらましを妹を見てもとなかくのみ恋ひばいかにせむ
かなあひみずは こひずあらましを いもをみて もとなかくのみ こひばいかにせむ
英語(ローマ字)AHIMIZUHA KOHIZUARAMASHIWO IMOWOMITE MOTONAKAKUNOMI KOHIBAIKANISEMU
逢わなければ恋することもなかったでしょうに、あなたに逢ってから、しきりに恋焦がれています。どうしたらいいのでしょう。
左注右一首姉坂上郎女作
校異宿祢 宿 [西(訂正)][温][矢] / <> 之 [元][紀] / 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌
用語相聞、作者:坂上郎女、大伴稲公、田村大嬢、代作、恋情、贈答