万葉集 第4巻 525番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第4巻525番歌はこちらにまとめました。

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第4巻 525番歌

第4巻
歌番号525番歌
作者坂上郎女
題詞(京職藤原大夫贈大伴郎女歌三首 [卿諱曰麻呂也])大伴郎女和歌四首
原文狭穂河乃 小石踐渡 夜干玉之 黒馬之来夜者 年尓母有粳
訓読佐保川の小石踏み渡りぬばたまの黒馬来る夜は年にもあらぬか
かなさほがはの こいしふみわたり ぬばたまの くろまくるよは としにもあらぬか
英語(ローマ字)SAHOGAHANO KOISHIFUMIWATARI NUBATAMANO KUROMAKURUYOHA TOSHINIMOARANUKA
佐保川の小石を踏みしめてあなたを乗せた黒馬がやって来る夜が年に一度でもあるのでしょうか。
左注(右郎女者佐保大納言卿之女也 初嫁一品穂積皇子 被寵無儔而皇子薨之後時 藤原麻呂大夫娉之郎女焉 郎女家於坂上里 仍族氏号曰坂上郎女也)
校異歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌
用語相聞、作者:坂上郎女、藤原麻呂、恋情、贈答、地名、奈良、動物、枕詞