第4巻515番歌はこちらにまとめました。
第4巻 515番歌
巻 | 第4巻 |
歌番号 | 515番歌 |
作者 | 中臣東人 |
題詞 | 中臣朝臣東人贈阿倍女郎歌一首 |
原文 | 獨宿而 絶西紐緒 忌見跡 世武為便不知 哭耳之曽泣 |
訓読 | ひとり寝て絶えにし紐をゆゆしみと為むすべ知らに音のみしぞ泣く |
かな | ひとりねて たえにしひもを ゆゆしみと せむすべしらに ねのみしぞなく |
英語(ローマ字) | HITORINETE TAENISHIHIMOWO YUYUSHIMITO SEMUSUBESHIRANI NENOMISHIZONAKU |
訳 | 独り寝をしていたら(貴女がいないのに)紐が切れ、縁起でもないと、どうしていいか分からずおいおい声を出して泣いている。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 相聞、作者:中臣東人、阿倍女郎、恋情、不安、不吉、贈答 |