万葉集 第3巻 286番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第3巻286番歌はこちらにまとめました。

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第3巻 286番歌

第3巻
歌番号286番歌
作者春日倉老(春日老)
題詞春日蔵首老即和歌一首
原文宜奈倍 吾背乃君之 負来尓之 此勢能山乎 妹者不喚
訓読よろしなへ我が背の君が負ひ来にしこの背の山を妹とは呼ばじ
かなよろしなへ わがせのきみが おひきにし このせのやまを いもとはよばじ
英語(ローマ字)YOROSHINAHE WAGASENOKIMIGA OHIKINISHI KONOSENOYAMAWO IMOTOHAYOBAJI
よろしいじゃありませんか。人々が「我が背の君」と親しんで呼んできた「背の山」をいまさら「妹の山」とは呼べませんよ。
左注
校異
用語雑歌、作者:春日老、羈旅、土地讃美、和歌山、地名