第3巻256番歌はこちらにまとめました。
第3巻 256番歌
巻 | 第3巻 |
歌番号 | 256番歌 |
作者 | 柿本人麻呂 |
題詞 | (柿本朝臣人麻呂覊旅歌八首) |
原文 | 飼飯海乃 庭好有之 苅薦乃 乱出所見 海人釣船 |
訓読 | 笥飯の海の庭よくあらし刈薦の乱れて出づ見ゆ海人の釣船 |
かな | けひのうみの にはよくあらし かりこもの みだれていづみゆ あまのつりぶね |
英語(ローマ字) | KEHINOUMINO NIHAYOKUARASHI KARIKOMONO MIDARETEIDUMIYU AMANOTSURIBUNE |
訳 | 笥飯(けひ)の海は海面がおだやかなようだ。多くの漁師の釣り船が入り乱れて出てきているのが見える。 |
左注 | 一本云 武庫乃海 舳尓波有之 伊射里為流 海部乃釣船 浪上従所見 |
校異 | 海舳尓波 [紀]朱書 [全註釈] 海能尓波好 [訓 海の庭よくあらし] |
用語 | 雑歌、作者:柿本人麻呂、羈旅、魂触り、兵庫、地名、枕詞 |