第2巻212番歌はこちらにまとめました。
第2巻 212番歌
巻 | 第2巻 |
歌番号 | 212番歌 |
作者 | 柿本人麻呂 |
題詞 | ((柿本朝臣人麻呂妻死之後泣血哀慟作歌二首[并短歌])短歌二首) |
原文 | 衾道乎 引手乃山尓 妹乎置而 山徑徃者 生跡毛無 |
訓読 | 衾道を引手の山に妹を置きて山道を行けば生けりともなし |
かな | ふすまぢを ひきでのやまに いもをおきて やまぢをゆけば いけりともなし |
英語(ローマ字) | FUSUMADIWO HIKIDENOYAMANI IMOWOOKITE YAMADIWOYUKEBA IKERITOMONASHI |
訳 | 襖を引いて閉めるように妻を葬った山に別れを告げて、山道を行くに生きた心地がしない。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 挽歌、作者:柿本人麻呂、妻、亡妻挽歌 |