第2巻86番歌はこちらにまとめました。
第2巻 86番歌
巻 | 第2巻 |
歌番号 | 86番歌 |
作者 | 磐姫皇后 |
題詞 | (相聞 / 難波高津宮御宇天皇代 [大鷦鷯天皇 謚曰仁徳天皇] / 磐姫皇后思天皇御作歌四首) |
原文 | 如此許 戀乍不有者 高山之 磐根四巻手 死奈麻死物<呼> |
訓読 | かくばかり恋ひつつあらずは高山の磐根しまきて死なましものを |
かな | かくばかり こひつつあらずは たかやまの いはねしまきて しなましものを |
英語(ローマ字) | KAKUBAKARI KOHITSUTSUARAZUHA TAKAYAMANO IHANESHIMAKITE SHINAMASHIMONOWO |
訳 | こんな風にしてじっと待ち焦がれてなどいないで、高山の磐の根元を枕にして死んでしまいたい。 |
左注 | – |
校異 | 乎 呼 [金] |
用語 | 相聞、仁徳天皇、作者:磐姫皇后、律令、情詩、閨房詩、大阪、伝承、仮託、恋情、女歌 |