第1巻56番歌はこちらにまとめました。
第1巻 56番歌
巻 | 第1巻 |
歌番号 | 56番歌 |
作者 | 春日倉老(春日蔵首老) |
題詞 | (大寶元年辛丑秋九月太上天皇幸于紀<伊>國時歌)或本歌 |
原文 | 河上乃 列々椿 都良々々尓 雖見安可受 巨勢能春野者 |
訓読 | 川上のつらつら椿つらつらに見れども飽かず巨勢の春野は |
かな | かはかみの つらつらつばき つらつらに みれどもあかず こせのはるのは |
英語(ローマ字) | KAHAKAMINO TSURATSURATSUBAKI TSURATSURANI MIREDOMOAKAZU KOSENOHARUNOHA |
訳 | 川上の椿が連なって咲いている。美しい花々で、つくづく見てても飽きないな。この巨勢の春野に咲く花は。 |
左注 | 右一首春日蔵首老 |
校異 | – |
用語 | 雑歌、大宝1年9月、年紀、作者:春日蔵首老、或本歌、巨勢、羈旅、土地讃美、地名、植物 |