万葉集 第1巻 33番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第1巻33番歌はこちらにまとめました。

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第1巻 33番歌

第1巻
歌番号33番歌
作者高市黒人
題詞(高市古人感傷近江舊堵作歌 [或書云高市連黒人])
原文樂浪乃 國都美神乃 浦佐備而 荒有京 見者悲毛
訓読楽浪の国つ御神のうらさびて荒れたる都見れば悲しも
かなささなみの くにつみかみの うらさびて あれたるみやこ みればかなしも
英語(ローマ字)SASANAMINO KUNITSUMIKAMINO URASABITE ARETARUMIYAKO MIREBAKANASHIMO
ささなみの大津の守り神がいるこの地も、うらさびて荒れ果てている。そんな都を目にするのは何と悲しいことだろう。
左注
校異
用語雑歌、作者:高市黒人、荒都歌、大津、国魂、地名、滋賀