第1巻18番歌はこちらにまとめました。
第1巻 18番歌
巻 | 第1巻 |
歌番号 | 18番歌 |
作者 | 額田王 |
題詞 | (額田王下近江國時<作>歌井戸王即和歌)反歌 |
原文 | 三輪山乎 然毛隠賀 雲谷裳 情有南畝 可苦佐布倍思哉 |
訓読 | 三輪山をしかも隠すか雲だにも心あらなも隠さふべしや |
かな | みわやまを しかもかくすか くもだにも こころあらなも かくさふべしや |
英語(ローマ字) | MIWAYAMAWO SHIKAMOKAKUSUKA KUMODANIMO KOKOROARANAMO KAKUSAFUBESHIYA |
訳 | 雲よ。どうして神聖な三輪山(あの方の麗姿)を隠すのか。雲よ、心があるならなぜ隠したりするの。 |
左注 | 右二首歌山上憶良大夫類聚歌林曰 遷都近江國時 御覧三輪山御歌焉 日本書紀曰 六年丙寅春三月辛酉朔己卯遷都于近江 |
校異 | 畝 [類] 武 |
用語 | 雑歌、作者:額田王、天智、代作、三輪山、鎮魂、国魂、地名 |