藤原房前が書いた万葉集についてまとめました。
掲載数 全 8 首
歌番号 | 本歌 |
第7巻1194番歌 | 紀の国の雑賀の浦に出で見れば海人の燈火波の間ゆ見ゆ |
第7巻1195番歌 | 麻衣着ればなつかし紀の国の妹背の山に麻蒔く我妹 |
第7巻1218番歌 | 黒牛の海紅にほふももしきの大宮人しあさりすらしも |
第7巻1219番歌 | 若の浦に白波立ちて沖つ風寒き夕は大和し思ほゆ |
第7巻1220番歌 | 妹がため玉を拾ふと紀伊の国の由良の岬にこの日暮らしつ |
第7巻1221番歌 | 我が舟の楫はな引きそ大和より恋ひ来し心いまだ飽かなくに |
第7巻1222番歌 | 玉津島見れども飽かずいかにして包み持ち行かむ見ぬ人のため |
第9巻1764番歌 | 久方の 天の川原に 上つ瀬に 玉橋渡し 下つ瀬に 舟浮け据ゑ 雨降りて 風吹かずとも 風吹きて 雨降らずとも 裳濡らさず やまず来ませと 玉橋渡す |
第9巻1765番歌 | 天の川霧立ちわたる今日今日と我が待つ君し舟出すらしも |