万葉集 第20巻 4389番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第20巻 4389番歌

第20巻
歌番号4389番歌
作者丈部大麻呂
題詞(天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌)
原文志保不尼乃 <弊>古祖志良奈美 尓波志久母 於不世他麻保加 於母波弊奈久尓
訓読潮舟の舳越そ白波にはしくも負ふせたまほか思はへなくに
かなしほふねの へこそしらなみ にはしくも おふせたまほか おもはへなくに
英語(ローマ字)SHIHOFUNENO HEKOSOSHIRANAMI NIHASHIKUMO OFUSETAMAHOKA OMOHAHENAKUNI
潮舟の舳先を越してくる白波のように、だしぬけに(防人を)仰せつかった。思ってもみなかったのに。
左注右一首印波郡丈部直大麻呂 ( / 二月十六日下総國防人部領使少目従七位下縣犬養宿祢浄人進歌數廿二首 但拙劣歌者不取載之)
校異敝 弊 [元][類][紀]
用語天平勝宝7年2月16日、年紀、作者:丈部大麻呂、防人歌、怨恨、千葉、県犬養浄人