第20巻4319番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4319番歌
| 巻 | 第20巻 |
| 歌番号 | 4319番歌 |
| 作者 | 大伴家持 |
| 題詞 | – |
| 原文 | 多可麻刀能 秋野乃宇倍能 安佐疑里尓 都麻欲夫乎之可 伊泥多都良牟可 |
| 訓読 | 高圓の秋野の上の朝霧に妻呼ぶ壮鹿出で立つらむか |
| かな | たかまとの あきののうへの あさぎりに つまよぶをしか いでたつらむか |
| 英語(ローマ字) | TAKAMATONO AKINONOUHENO ASAGIRINI TSUMAYOBUWOSHIKA IDETATSURAMUKA |
| 訳 | 秋の高円の野に朝霧が立ちこめている。こんな朝には妻を呼ぶ牡鹿が出で立って鳴いていることだろうか。 |
| 左注 | (右歌六首兵部少輔大伴宿祢家持獨憶秋野聊述拙懐作之) |
| 校異 | 牟 [元][類] 武 |
| 用語 | 天平勝宝6年、年紀、作者:大伴家持、動物、地名、高円、奈良、宮廷、独詠 |

