万葉集 第20巻 4300番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第20巻 4300番歌

第20巻
歌番号4300番歌
作者大伴池主
題詞(六年正月四日氏人等賀集于少納言大伴宿祢家持之宅宴飲歌三首)
原文可須美多都 春初乎 家布能其等 見牟登於毛倍波 多努之等曽毛布
訓読霞立つ春の初めを今日のごと見むと思へば楽しとぞ思ふ
かなかすみたつ はるのはじめを けふのごと みむとおもへば たのしとぞもふ
英語(ローマ字)KASUMITATSU HARUNOHAJIMEWO KEFUNOGOTO MIMUTOOMOHEBA TANOSHITOZOMOFU
霞が立ちこめる春の初めに今日のようにこれからもお逢いできると思うと楽しゅうございます。
左注右一首左京少進大伴宿祢池主
校異波 [元](塙) 婆
用語天平勝宝6年1月4日、年紀、作者:大伴池主、宴席、賀歌、寿歌