万葉集 第20巻 4297番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第20巻 4297番歌

第20巻
歌番号4297番歌
作者大伴家持
題詞(天平勝寶五年八月十二日二三大夫等各提壷酒 登高圓野聊述所心作歌三首)
原文乎美奈<弊>之 安伎波疑之努藝 左乎之可能 都由和氣奈加牟 多加麻刀能野曽
訓読をみなへし秋萩しのぎさを鹿の露別け鳴かむ高圓の野ぞ
かなをみなへし あきはぎしのぎ さをしかの つゆわけなかむ たかまとののぞ
英語(ローマ字)WOMINAHESHI AKIHAGISHINOGI SAWOSHIKANO TSUYUWAKENAKAMU TAKAMATONONOZO
オミナエシが秋萩をしのいで咲き誇り、牡鹿が露を押し分けて鳴く季節なのだろう、高円の野は。
左注右一首少納言大伴宿祢家持
校異敝 弊 [類][紀][細]
用語天平勝宝5年8月12日、年紀、作者:大伴家持、植物、動物、地名、高円、奈良、宴席