万葉集 第19巻 4246番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第19巻 4246番歌

第19巻
歌番号4246番歌
作者作者不詳
題詞(天平五年贈入唐使歌一首[并短歌] [作主未詳])反歌一首
原文奥浪 邊波莫越 君之舶 許藝可敝里来而 津尓泊麻泥
訓読沖つ波辺波な越しそ君が船漕ぎ帰り来て津に泊つるまで
かなおきつなみ へなみなこしそ きみがふね こぎかへりきて つにはつるまで
英語(ローマ字)OKITSUNAMI HENAMINAKOSHISO KIMIGAFUNE KOGIKAHERIKITE TSUNIHATSURUMADE
沖の波も岸辺の波も越えてくるほど立たないでおくれ。遣唐使の君一行が船を漕いで、この御津に帰って停泊するまで。
左注(右件歌者傳誦之人越中大目高安倉人種麻呂是也 但年月次者随聞之時載於此焉)
校異様 掾 [元][文][紀]
用語天平5年、年紀、遣唐使、餞別、出発、羈旅、伝誦、高安種麻呂、天平勝宝3年、高岡、富山