第19巻4202番歌はこちらにまとめました。
第19巻 4202番歌
| 巻 | 第19巻 |
| 歌番号 | 4202番歌 |
| 作者 | 久米継麻呂 |
| 題詞 | (十二日遊覧布勢水海船泊於多<I>灣望<見>藤花各述懐作歌四首) |
| 原文 | 藤奈美乎 借廬尓造 灣廻為流 人等波不知尓 海部等可見良牟 |
| 訓読 | 藤波を仮廬に作り浦廻する人とは知らに海人とか見らむ |
| かな | ふぢなみを かりいほにつくり うらみする ひととはしらに あまとかみらむ |
| 英語(ローマ字) | FUDINAMIWO KARIIHONITSUKURI URAMISURU HITOTOHASHIRANI AMATOKAMIRAMU |
| 訳 | (停泊している船を)藤で飾って仮の宿として、浦巡りしているだけなのに、そんな私とは知らないで、人は漁師と見るだろうか。 |
| 左注 | 久米朝臣継麻呂 |
| 校異 | – |
| 用語 | 天平勝宝2年4月12日、年紀、作者:久米継麻呂、植物、遊覧、氷見、富山 |