万葉集 第19巻 4179番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第19巻 4179番歌

第19巻
歌番号4179番歌
作者大伴家持
題詞(四月三日贈越前判官大伴宿祢池主霍公鳥歌不勝感舊之意述懐一首[并短歌])
原文霍公鳥 夜喧乎為管 <和>我世兒乎 安宿勿令寐 由米情在
訓読霍公鳥夜鳴きをしつつ我が背子を安寐な寝しめゆめ心あれ
かなほととぎす よなきをしつつ わがせこを やすいなねしめ ゆめこころあれ
英語(ローマ字)HOTOTOGISU YONAKIWOSHITSUTSU WAGASEKOWO YASUINANESHIME YUMEKOKOROARE
ホトトギスよ、夜中じゅう泣き続けて、我が友を安眠など決してさせないでおくれ。独りだけでお前の鳴き声を聞いているのがつらい、その思いを分かっておくれ。
左注
校異<> 和 [元][類]
用語天平勝宝2年4月3日、年紀、作者:大伴家持、戯笑、大伴池主、贈答、恋情、懐旧、高岡、富山