万葉集 第19巻 4178番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第19巻 4178番歌

第19巻
歌番号4178番歌
作者大伴家持
題詞(四月三日贈越前判官大伴宿祢池主霍公鳥歌不勝感舊之意述懐一首[并短歌])
原文吾耳 聞婆不怜毛 霍公鳥 <丹>生之山邊尓 伊去鳴<尓毛>
訓読我れのみし聞けば寂しも霍公鳥丹生の山辺にい行き鳴かにも
かなわれのみし きけばさぶしも ほととぎす にふのやまへに いゆきなかにも
英語(ローマ字)WARENOMISHI KIKEBASABUSHIMO HOTOTOGISU NIFUNOYAMAHENI IYUKINAKANIMO
私独りきりで聞いているのは寂しい。ホトトギスよ(池主のいる国府の)近くの丹生の山あたりに飛んでいって鳴いておくれ。
左注
校異舟 丹 [西(訂正)][元][類][紀] / <> 尓毛 [西(左書)][元][類][紀]
用語天平勝宝2年4月3日、年紀、作者:大伴家持、動物、恋情、戯笑、大伴池主、贈答、懐旧、高岡、富山