万葉集 第18巻 4128番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第18巻 4128番歌

第18巻
歌番号4128番歌
作者大伴池主
題詞越前國掾大伴宿祢池主来贈戯歌四首 / 忽辱恩賜 驚欣已深 心中含咲獨座稍開 表裏不同相違何異 推量所由率尓作策歟 明知加言豈有他意乎 凡賀易本物其罪不軽 正贓倍贓宣<急>并満 今勒風雲發遣<徴>使 早速返報不須延廻 / 勝寶元年十一月十二日 物所貿易下吏 / 謹訴貿易人断官司 廳下 / 別<白> 可怜之意不能黙止 聊述四詠准擬睡覺
原文久佐麻久良 多比<乃>於伎奈等 於母保之天 波里曽多麻敝流 奴波牟物能毛賀
訓読草枕旅の翁と思ほして針ぞ賜へる縫はむ物もが
かなくさまくら たびのおきなと おもほして はりぞたまへる ぬはむものもが
英語(ローマ字)KUSAMAKURA TABINOOKINATO OMOHOSHITE HARIZOTAMAHERU NUHAMUMONOMOGA
旅行中の老人と思われたのでしょうか。針をお贈り下さったのですね。なにか縫う物があればいいのですが。
左注(右歌之返報歌者脱漏不得探求也)
校異忽 急 [元][紀][細] / 微 徴 [元][細] / 日 白 [元] / 能 乃 [元][類][古]
用語天平勝宝1年11月12日、作者:大伴池主、年紀、贈答、大伴家持、書簡、枕詞、戯歌、高岡、富山
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