第15巻3773番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3773番歌
巻 | 第15巻 |
歌番号 | 3773番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (中臣朝臣宅守与狭野弟上娘子贈答歌) |
原文 | 君我牟多 由可麻之毛能乎 於奈自許等 於久礼弖乎礼杼 与伎許等毛奈之 |
訓読 | 君が共行かましものを同じこと後れて居れどよきこともなし |
かな | きみがむた ゆかましものを おなじこと おくれてをれど よきこともなし |
英語(ローマ字) | KIMIGAMUTA YUKAMASHIMONOWO ONAJIKOTO OKURETEWOREDO YOKIKOTOMONASHI |
訳 | あなたと共に配流先までついていけばよかった。こちらに残っていても少しもいいことがありませんもの。 |
左注 | (右八首娘子) |
校異 | – |
用語 | 作者:狭野弟上娘子、天平12年、年紀、恋情、悲別、大赦、女歌、中臣宅守 |