第15巻3769番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3769番歌
巻 | 第15巻 |
歌番号 | 3769番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (中臣朝臣宅守与狭野弟上娘子贈答歌) |
原文 | 奴婆多麻乃 欲流見之君乎 安久流安之多 安波受麻尓之弖 伊麻曽久夜思吉 |
訓読 | ぬばたまの夜見し君を明くる朝逢はずまにして今ぞ悔しき |
かな | ぬばたまの よるみしきみを あくるあした あはずまにして いまぞくやしき |
英語(ローマ字) | NUBATAMANO YORUMISHIKIMIWO AKURUASHITA AHAZUMANISHITE IMAZOKUYASHIKI |
訳 | 夜にお逢いするのが常だったあなたでしたが、明けて朝旅立たれるとは知らず、逢わずじまいになってしまい、今になって悔しくてなりません。 |
左注 | (右八首娘子) |
校異 | – |
用語 | 作者:狭野弟上娘子、天平12年、年紀、枕詞、後悔、恋情、悲別、女歌、中臣宅守 |