第15巻3768番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3768番歌
巻 | 第15巻 |
歌番号 | 3768番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (中臣朝臣宅守与狭野弟上娘子贈答歌) |
原文 | 己能許呂波 君乎於毛布等 須敝毛奈伎 古非能<未>之都々 <祢>能<未>之曽奈久 |
訓読 | このころは君を思ふとすべもなき恋のみしつつ音のみしぞ泣く |
かな | このころは きみをおもふと すべもなき こひのみしつつ ねのみしぞなく |
英語(ローマ字) | KONOKOROHA KIMIWOOMOFUTO SUBEMONAKI KOHINOMISHITSUTSU NENOMISHIZONAKU |
訳 | このごろは、あなたのことを思うとどうしようもなく、恋しさのみがつのってむせび泣く日々です。 |
左注 | (右八首娘子) |
校異 | 末 未 [紀][温][矢] / 弥 祢 [紀][細][温] / 末 未 [紀][温][矢] |
用語 | 作者:狭野弟上娘子、天平12年、年紀、恋情、悲別、悲嘆、女歌、中臣宅守 |