第15巻3725番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3725番歌
巻 | 第15巻 |
歌番号 | 3725番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (中臣朝臣宅守与狭野弟上娘子贈答歌) |
原文 | 和我世故之 氣太之麻可良<婆> 思漏多倍乃 蘇R乎布良左祢 見都追志努波牟 |
訓読 | 我が背子しけだし罷らば白栲の袖を振らさね見つつ偲はむ |
かな | わがせこし けだしまからば しろたへの そでをふらさね みつつしのはむ |
英語(ローマ字) | WAGASEKOSHI KEDASHIMAKARABA SHIROTAHENO SODEWOFURASANE MITSUTSUSHINOHAMU |
訳 | 私のあなた、もしも遠くの国へ行っておしまいになるなら、真っ白なその袖をお振りになって下さい。それを記憶にとどめてあなたのことを心に刻んでおきます。 |
左注 | (右四首娘子臨別作歌) |
校異 | 波 婆 [類][紀][細] |
用語 | 作者:狭野弟上娘子、天平12年、年紀、贈答、悲別、恋情、女歌、中臣宅守 |