第15巻3664番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3664番歌
| 巻 | 第15巻 |
| 歌番号 | 3664番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (海邊望月作九首) |
| 原文 | 之可能宇良尓 伊射里須流安麻 安氣久礼婆 宇良未許具良之 可治能於等伎許由 |
| 訓読 | 志賀の浦に漁りする海人明け来れば浦廻漕ぐらし楫の音聞こゆ |
| かな | しかのうらに いざりするあま あけくれば うらみこぐらし かぢのおときこゆ |
| 英語(ローマ字) | SHIKANOURANI IZARISURUAMA AKEKUREBA URAMIKOGURASHI KADINOOTOKIKOYU |
| 訳 | 志賀の浦で漁をする漁師だろうか。夜が明けるにしたがって浦のあたりを漕ぐ梶の音が聞こえる。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、羈旅、地名、志賀島、叙景、福岡 |

