第15巻3607番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3607番歌
巻 | 第15巻 |
歌番号 | 3607番歌 |
作者 | 柿本人麻呂 |
題詞 | (當所誦詠古歌) |
原文 | 之路多倍能 藤江能宇良尓 伊<射>里須流 安麻等也見良武 多妣由久和礼乎 |
訓読 | 白栲の藤江の浦に漁りする海人とや見らむ旅行く我れを |
かな | しろたへの ふぢえのうらに いざりする あまとやみらむ たびゆくわれを |
英語(ローマ字) | SHIROTAHENO FUDIENOURANI IZARISURU AMATOYAMIRAMU TABIYUKUWAREWO |
訳 | 真っ白な藤江の浦伝いに旅行く私を、人は漁をする海人(あまびと)と見るだろうか。 |
左注 | 柿本朝臣人麻呂歌曰 安良多倍乃 又曰 須受吉都流 安麻登香見良武 |
校異 | 時 射 [西(訂正)][類][紀][細] |
用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、古歌、誦詠、枕詞、地名、兵庫、明石、羈旅、柿本人麻呂、異伝、転用 |
第15巻 3607S1番歌(異伝歌1)
題詞 | (當所誦詠古歌)柿本朝臣人麻呂歌曰 又曰 |
原文 | 安良多倍乃 須受吉都流 安麻登香見良武 |
訓読 | 荒栲の 鱸釣る海人とか見らむ |
かな | あらたへの すずきつる あまとかみらむ |
英語(ローマ字) | ARATAHENO SUZUKITSURU AMATOKAMIRAMU |
訳 | 鱸を釣っている漁師さんに見えるかな。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、古歌、誦詠、異伝、作者:柿本人麻呂、枕詞、羈旅、転用 |