万葉集 第15巻 3601番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第15巻3601番歌はこちらにまとめました。

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第15巻 3601番歌

第15巻
歌番号3601番歌
作者作者不詳
題詞(遣新羅使人等悲別贈答及海路慟情陳思并當所誦之古歌)
原文之麻思久母 比等利安里宇流 毛能尓安礼也 之麻能牟漏能木 波奈礼弖安流良武
訓読しましくもひとりありうるものにあれや島のむろの木離れてあるらむ
かなしましくも ひとりありうる ものにあれや しまのむろのき はなれてあるらむ
英語(ローマ字)SHIMASHIKUMO HITORIARIURU MONONIAREYA SHIMANOMURONOKI HANARETEARURAMU
ほんのしばらくの間でも、独りっきりでいられるものだろうか。離れ島のあのむろの木、どうしてぽつんと一本離れていられるのだろう。
左注右八首乗船入海路上作歌
校異
用語遣新羅使、天平8年、年紀、羈旅、福山、広島