万葉集 第15巻 3592番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第15巻 3592番歌

第15巻
歌番号3592番歌
作者作者不詳
題詞(遣新羅使人等悲別贈答及海路慟情陳思并當所誦之古歌)
原文海原尓 宇伎祢世武夜者 於伎都風 伊多久奈布吉曽 妹毛安良奈久尓
訓読海原に浮寝せむ夜は沖つ風いたくな吹きそ妹もあらなくに
かなうなはらに うきねせむよは おきつかぜ いたくなふきそ いももあらなくに
英語(ローマ字)UNAHARANI UKINESEMUYOHA OKITSUKAZE ITAKUNAFUKISO IMOMOARANAKUNI
海上に浮かんだまま寝る夜は、沖の風よ、どうか強く吹いておくれ。共寝する彼女もいないのに。
左注(右三首臨發之時作歌)
校異
用語遣新羅使、天平8年、年紀、羈旅、悲別、出発、難波、大阪、恋情
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