第15巻3591番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3591番歌
巻 | 第15巻 |
歌番号 | 3591番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (遣新羅使人等悲別贈答及海路慟情陳思并當所誦之古歌) |
原文 | 妹等安里之 時者安礼杼毛 和可礼弖波 許呂母弖佐牟伎 母能尓曽安里家流 |
訓読 | 妹とありし時はあれども別れては衣手寒きものにぞありける |
かな | いもとありし ときはあれども わかれては ころもでさむき ものにぞありける |
英語(ローマ字) | IMOTOARISHI TOKIHAAREDOMO WAKARETEHA KOROMODESAMUKI MONONIZOARIKERU |
訳 | 彼女と共にいたときでも寒い時はあったが、こうして別れてみると、着物の袖口から寒さがしみいってくるのがひとしお強く思われる。 |
左注 | (右三首臨發之時作歌) |
校異 | – |
用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、悲別、羈旅、恋情、出発、難波、大阪 |