万葉集 第15巻 3586番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第15巻 3586番歌

第15巻
歌番号3586番歌
作者作者不詳
題詞(遣新羅使人等悲別贈答及海路慟情陳思并當所誦之古歌)
原文和我由恵尓 於毛比奈夜勢曽 秋風能 布可武曽能都奇 安波牟母能由恵
訓読我がゆゑに思ひな痩せそ秋風の吹かむその月逢はむものゆゑ
かなわがゆゑに おもひなやせそ あきかぜの ふかむそのつき あはむものゆゑ
英語(ローマ字)WAGAYUゑNI OMOHINAYASESO AKIKAZENO FUKAMUSONOTSUKI AHAMUMONOYUゑ
この私のことを思って痩せ細らないでくれ。秋風が吹くその月になればきっと逢えるのだから。
左注(右十一首贈答)
校異
用語遣新羅使、天平8年、年紀、贈答、出発、悲別、餞別、羈旅、恋情、難波、大阪