第14巻3394番歌はこちらにまとめました。
第14巻 3394番歌
巻 | 第14巻 |
歌番号 | 3394番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | – |
原文 | 左其呂毛能 乎豆久波祢呂能 夜麻乃佐吉 和須<良>許婆古曽 那乎可家奈波賣 |
訓読 | さ衣の小筑波嶺ろの山の崎忘ら来ばこそ汝を懸けなはめ |
かな | さごろもの をづくはねろの やまのさき わすらこばこそ なをかけなはめ |
英語(ローマ字) | SAGOROMONO WODUKUHANERONO YAMANOSAKI WASURAKOBAKOSO NAWOKAKENAHAME |
訳 | 着物の裾を広げたような小筑波(をづくは)嶺の山の出鼻のような、美しいお前が忘れられるものならお前のことを心に懸ける(心配する)ものか。 |
左注 | (右十首常陸國歌) |
校異 | 良延 良 [元][類] |
用語 | 東歌、相聞、茨城県、地名、筑波山、別離、恋情、羈旅 |